「九州ICTオープンスクール in 添田」
を開催いたしました


 本スクールは、例年、主に九州内の若手ICT研究者(学生)を対象に、九州地域の経済活性化や安心・安全で豊かな社会形成に向けた情報化の在り方について、グループ討議方式で検討を行うもので、自治体をはじめ学識経験者などの有識者に幅広く意見を頂きながら、ICT人材の育成・開発を行う取り組みです。
 第5回目となる今回は、当センターが「九州地域ICT利活用推進調査研究活動」に取り組んでいる福岡県田川郡添田町で開催し、中山間地域における様々な課題解決に向けたグループ討議を行いました。

 日 時  平成24年12月3日(月)13時30分 ~ 4日(火)15時30分
  3日:添田町概要説明、グループ討議
  4日:グループ討議及び成果発表       
 場 所   3日:英彦山温泉 しゃくなげ荘 大広間ほか
     福岡県田川郡添田町大字英彦山1881-1
  4日:添田町 オークホール 研修室(成果発表会)
     福岡県田川郡添田町大字庄952
 内 容  
 添田町における現状の地域課題について、添田町役場、添田町商工会、地域住民を交えて意見交換を行いました。
 学生はグループ討議でICTを利活用した課題解決について検討し、最終日にはその解決策について、発表を行ないました。

 【添田町の課題】
  ① 非常災害時等における防災(システム、体制)
  ② 少子高齢化対策(高齢者見守り、若者定住促進等)
  ③ 地域ブランド(特産品開発、観光振興等)
  ④ 地域の情報発信(SNS利活用等) 
 参加大学  九州大学、九州工業大学、九州産業大学、佐賀大学、長崎総合科学大学、大分大学、宮崎公立大学、鹿児島大学  (全8大学、参加学生15名)
 主 催   (社) 九州経済連合会、(社) 九州テレコム振興センター(KIAI)
 後 援   総務省 九州総合通信局、福岡県、添田町

オープンスクールの様子
 【 グループ検討の様子 】
 
   
 (1)Aグループ 「非常災害時における防災」 
   山間部において、アクセスポイント機能を有した車両を介して、災害時でも安定した通信を提供
  システム名
    CAP:Car Access Point
 (2)Bグループ 「高齢者に元気になってもらうシステムの開発」
   添田町の高齢者の高齢者による高齢者のための対策として高齢者がその知識や技術で活動できるサークルを設立
  サークル名
    POPS:Powerful Old People Soeda
(3)Cグループ 「そうだ添田に行こう」
   添田町のことを知ってもらい、かつ実際に観光に来た際に役に立つアプリケーションの開発
(4)Dグループ 「ここだそえだ!」
 

 公開されているSNSのテンプレートを基に新しいSNSを開発

 
 【 質疑応答の様子 】  

  
   
 【 参加学生 】

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