本シンポジウムは、最新の情報通信技術(ICT)の開発動向やJGN2plus利活用事例をはじめ様々なICTの利活用の紹介等を通して、九州のICT関係者、自治体関係者等に広くJGN2plusをPRし、九州地域におけるJGN2plusの利活用の促進を図るとともに、ブロードバンドネットワークの利活用による地域情報化の一層の推進に向けた啓発事業として開催するものです。(九州各県持ち回りにより年1回開催)
第12回目となる今回は、JGN2プロジェクトの最終年度であることに鑑み、JGN2plus(JGN2を含む)プロジェクトの研究成果として、九州地域の研究者による優良事例を紹介するとともに、次期テストベッドネットワークの動向を含めた新世代ネットワークの最新の研究開発動向や今後の展望に関する講演を行います。また、「情報通信ネットワーク技術の将来展望と地域社会」をテーマに、新たな通信ネットワーク技術を活用した地域活性化の展望等についてパネルディスカッションを展開します。
【開催概要】
1.日 時
平成23年2月4日(金) 13:00 ~17:00
2.場 所
宮日会館11階「宮日ホール」(宮崎市高千穂通1-1-33)
※宮日会館周辺有料駐車場案内 MAP
3. 実施概要
(1)主催 総務省九州総合通信局、社団法人九州テレコム振興センター(KIAI)
(2)協賛 独立行政法人情報通信研究機構
(3)後援 宮崎県、宮崎日日新聞社、宮崎地域インターネット協議会、社団法人九州経済連合会 (以上、予定)
4.参加者 定員約80名(九州内の自治体関係者及びICT関係者、その他一般)
5.プログラム
■開会あいさつ
主催者あいさつ 総務省九州総合通信局長 児玉俊介
■基調講演(60分程度)
○基調講演:「グローバルICTテストベッドの推進戦略」
講 師:独立行政法人情報通信研究機構 上席研究員
大手町ネットワーク研究統括センター長 下條真司氏
内 容:新世代ネットワークの実現のための最新の技術開発動向や今後の展開、
次期テストベッドネットワーク(JGN-X)への取組状況等について講演
■JGN2plus活用事例の紹介(30分程度×2)
事例1:「戦略的国際連携ネットワークの開発と運用に関する研究」
発表者:九州大学情報基盤研究開発センター 准教授 岡村耕二氏
内 容:平成19年度のJGN2アワードにおいて国際連携賞を受賞したJGN2plus利用プロジェクト
「超高速インターネットを利用した次世代国際共同研究に関する研究」の成果をはじめ、九州大学に
おける国際連携ネットワークの研究開発について発表
※平成19年度JGN2アワードにおいて国際連携賞
事例2:「感染拡大を防ぐ九州広域防災情報サービスプラットフォームの構築」
発表者:アボック株式会社 代表取締役 長友信裕氏
内 容:平成21年度に総務省の「ICT経済・地域活性化基盤確立事業(「ユビキタス特区)事業)」の委託事
業として実施した、JGN2plus及び地域情報ハイウェイを活用した「感染拡大を防ぐ九州広域防災情
報サービスプラットフォームの構築」プロジェクトについて、デモンストレーションを交えて発表
■ユビキタス・ネット社会に向けた研究開発の紹介(20分程度)
研究課題:「ユビキタス・プラットフォーム技術の研究開発」
発表者:総務省情報通信国際戦略局 研究推進室 課長補佐 中谷純之氏
内 容:ユビキタスネット社会の実現に向け、その場の状況に応じた必要な情報通信サービスを簡単に
利用可能とするための端末技術、ネットワーク技術等の研究開発について紹介。
■パネルディスカッション(70分程度)
テーマ:「情報通信ネットワーク技術の将来展望と地域社会(仮題)」
コーディネーター:九州工業大学 理事・副学長 尾家祐二氏
パネリスト:佐賀大学大学院 工学系研究科 教授 渡辺健次氏
宮崎県 県民政策部 情報政策課長 金丸裕一氏
九州電力株式会社 電子通信部 スマートグリッド通信グループ 副長 西田真三氏
株式会社トヨタIT開発センター 研究開発部ネットワーク技術グループ シニアリサーチャー
アルトゥンタシュ オヌル氏
内 容:最新の情報通信(ICT)技術の活用による地域活力の向上や安心・安全で豊かな地域社会の実現
について、その活用事例や有用性、将来展望等について討論
■閉会あいさつ
(社)九州テレコム振興センター(KIAI)
6.参加申込
こちらから
7.お問い合わせ先
〒860-0805 熊本市桜町4-20 NTT桜町分局ビル
(社)九州テレコム振興センター(KIAI)
TEL 096-322-0120 FAX 096-322-0186
E-Mail:jim@kiai.gr.jp
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