「湯前町ICT利活用勉強会」

発足式を行いました

~地域にとって本当に必要なICTとは~

                 
 九州テレコム振興センター(KIAI)では、九州地域のICT利活用推進を目指し、昨年度より取り組んでいる「九州地域ICT利活用推進調査研究活動」の対象地域として、新たに熊本県球磨郡湯前町を選定し、地域でのICT利活用について、地域住民とともに考える「湯前町ICT利活用勉強会」を、平成23年10月7日(金)に発足いたしました。
 研究会においては、地域住民が本当に必要としているICTの利活用について、湯前町内での様々な分野の方々とのタウンミーティング、ワークショップ、啓発イベント、さらには住民の方々へのアンケート実施等、地域の方々と一体となった調査研究活動を行うこととしており、当該結果を平成23年度中に取りまとめ、公表する予定です。

日 時 平成23年10月7日(金) 15:00 ~ 17:00 
場 所 湯前町役場 湯前町保健センター (熊本県球磨群湯前町上里1984)
出席者 33名 (発足式出席 15団体, 研究会参加 17団体)
湯前町,湯前町内関係団体,KIAI関係団体(大学関係者,情報通信関連企業・団体,行政機関等)

【発足式の様子】

 

湯前町ICT利活用勉強会概要

1 活動目的
 「地域にとって必要なICT利活用とは何か」を活動のスタンスにおき、情報通信基盤整備が完了した湯前町において、町役場職員のみならず、町内の有識者、ボランティア及び、町外の産学官関係者も交えながら、町内におけるブロードバンドインターネットの普及、並びに様々な分野におけるICT利活用促進に向けての課題等について調査・分析を行い、これからの湯前町における情報化推進を幅広く支援していく活動を実施していくとともに、当該結果を、九州の他地域における情報化推進にも役立てていくことを目的として、本勉強会を設置する。

2 活動目標
 本勉強会における具体的な事業活動を通じて形成される新たな地域コミュニティ等を母体とし、これからの湯前町における情報通信を活用した地域振興活動を、持続・継続的に進めていくことができる体制づくりを目指していくことを活動目標の大きな柱としたい。 

3 活動概要
 タウンミーティング等、できる限り直接のヒューマンコミュニケーションを中心とした活動手法をベースに進め、必要に応じ実証実験等、利活用に関する具体的なデモンストレーションも交えていく。
  ① 対象自治体関係団体、住民等とのタウンミーティング
  ② ICT利活用に向けた各種勉強会や具体的な利活用デモ実験等(案:ICTキャラバン活動等)
  ③ 住民へのアンケート調査(タウンミーティングの成果反映)
  ④ ワークショップ型啓発イベントの開催
  ⑤ ICTを活用した情報発信手段の企画

4 勉強会実施体制
 長崎総合科学大学の横山教授(九州テレコム振興センター(KIAI)企画検討部会長)を座長とし、KIAIのメンバーである産学官の諸団体、及び湯前町役場をはじめとする地域団体、地域住民で構成する。

5 活動スケジュール
 タウンミーティング、アンケート等を実施しながら調査をすすめ、平成23年度末にアンケート調査結果の報告、平成24年度末に全体的な調査活動結果をとりまとめていくことを目指す。

 

プログラム
  15:00   開会  
  15:05  
 湯前町長挨拶


    鶴田 正己 町長

  15:15 
 九州テレコム振興センター(KIAI )概要説明


    九州テレコム振興センター
     事務局長 広岡 淳二
  15:20
 九州地域ICT利活用調査研究会概要説明

    
    九州テレコム振興センター
     企画調整課長 日當 裕二
  15:30  議事
 
 ・ 湯前町ICT利活用勉強会設置について

    九州テレコム振興センター
     企画検討部会 
       部会長 横山 正人
  
  ( 長崎総合科学大学 環境・建築学部
        人間環境学科 教授 工学博士 )
 
 ・ 湯前町情報通信システム概要説明


    湯前町 総務課
      係長 高橋 誠
   
  ・ 平成23年度活動計画について
    
    九州テレコム振興センター
     事務局長 広岡 淳二
 
   ・ 意見交換
    
 17:00    閉会



 

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