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九州テレコム振興センター(KIAI)は内閣府認可の非営利型一般社団法人です

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〒860-0016 熊本県熊本市中央区山崎町66番7号

会員向けWebマガジンKey-Eye

Key-Eyeとは?
 これからの九州の情報化推進に向け、ひとつの「鍵(Key)」となる、あるいは新たな「視点(Eye)」となる話題を提供していこうとする思いを込め、「Key-Eye」というネーミングにさせていただきました。

◆Key-Eyeあるメッセージ(ICT分野有識者による全4回のコラムを掲載)

【2022年度執筆者】
国立大学法人 信州大学理事(情報・DX担当)、副学長
不破 泰 氏

2022年度「Key-Eyeあるメッセージ」は不破様よりいただくこととなりました。DXを推進していくポイントに関し、信州大学情報・DX推進機構での取り組み等を通じ、全4回のコラムにて寄稿いただきます。

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◆Key-Eyeあるトピックス(全国各地の様々なICT分野のトピックスを掲載)

一般社団法人コンパクトスマートシティプラットフォーム協議会
代表理事 江川 将偉 氏

基本システムを無償提供する等、様々な自治体に対するスマートシティへの取り組み展開を図っておられるコンパクトスマートシティプラットフォーム協議会様の取り組みについてご紹介いただきました。

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◆Key-Eyeある人(ICT分野で活躍されている産学官関係者の熱い思いを掲載)

「塚本 和也 氏」
九州工業大学 大学院情報工学研究院 教授

Beyond 5G技術を活用したサイバー空間とフィジカル空間との融合に向けた研究開発を進めておられる塚本様より寄稿いただきました。

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「木本 行圀 氏」
大分合同新聞社 総務局 局次長
兼 人事・総務部長 兼 データベース部長 兼 広報担当


大分合同新聞社におけるICTを活用した働き方改革と意識改革に向けた取り組みについて、木本様より寄稿いただきました。

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◆Key-Eyeあるまちづくり(九州でのICTを活用した様々な地域づくりをご紹介)

「ふくおか電子自治体共同運営協議会」事務局
(福岡県企画・地域振興部情報政策課デジタル戦略推進室 主任主事)
朝日 隆仁 氏

市町村(行政)のデジタル化を実現するため、県と県内市町村が一体となって推進する「ふくおか電子自治体共同運営協議会」の様々な取組について寄稿いただきました。

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【主要活動報告(令和4年5月~令和4年7月)】

                   
「令和4年度通常総会/記念講演会」
他2件


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【ICT関連データ】


 各種統計データ


【編集後記】

先日、新聞記事で「老化」をしないカメの記事を目にしました。我々人間をはじめとした生物の大半は、加齢に伴い肉体が衰えやがて死亡のリスクが高まっていく、いわゆる老化という一種の宿命のようなものを背負っていますが、このカメ(全てのカメではないようですが)は、加齢と死亡リスクとでは極めて弱い相関しかなく、事実上老化という現象が認められないようです。なお、こういった現象は爬虫類のカメだけでなく、ネズミの一部といったほ乳類においても見つかっているとのことで、こういった研究の進展は、やがて身体機能が衰えることなく加齢を重ねていくことを可能にする道を拓いていくのかもしれませんね。さて、そういった老化、というキーワードに触れた際に、職業柄ですが(笑)、ふと、デジタルデータの寿命、ということが頭をよぎりました。一般的には、デジタルアーカイブしていくことで、貴重な情報、知識等を将来に渡りずっと残し続けていくことができる、と言われます。ただ、ご承知の通り、ハードディスク、フラッシュメモリ等といった一般的な記憶媒体の寿命は、(使い方にもよりますが)せいぜい数十年程度でしょう。長期間保存用の光ディスクだと100年程とも言われますが。なので、未来永劫デジタルデータを保存し続けるには、データマイグレーション(データ移行)という行為が必須となってくるわけです。また、こういったデジタルデータを管理していくためにはその受け皿となるシステムに対する電力も必要で、昨今の様々な世界情勢に伴い、電力逼迫頻度が増加傾向にあるという点、さらには地球規模でのCO2削減、といった観点等から、改めてテープという記録媒体にも注目が集まっている、ということも耳にします。ちなみにこのテープに関しては、日本のメーカーが世界シェアの大半を占めているとのことで、DX社会の浸透は、ひょっとするとこの辺で日本に新たなチャンスをもたらしてくれるかもしれませんね。さて、我々が一般的に知りうる記録媒体で、最も長期間の保存が可能なものといえば、「紙」ではないでしょうか。実際に、我々は1000年以上前の紙の文献から数多くのことを学んできています。もちろん、紙に残せるデータは内容も量も極めて限定的とはなりますが、基本的に保存にエネルギーを必要とせず、さらに、デジタル社会で良くありがちな「システム変更に伴い以前のデータの書き出しができなくなった」といったような現象も生じることはありません。ひょっとすると、未来永劫に貴重な情報、知識等を残し続けていくということは、内容に応じ多様性を持たせた記録媒体を選択していく、という考え方が必要になってくるのでは、と個人的には考えるところです。現在、我々は様々なデータ、情報等をデジタル化していくことに対して、何のためらいもなく「デジタル化をして、保存をしなければならない」といった一種のバイアス(偏った考え方)に陥っている面があるのかもしれません。もちろん、コンピューターでのデータ解析にはデジタル化という処理は基本的には必須ではあるのですが、資産としてデータ、情報等を引き継いでいく、という観点からすると、デジタル化とはいくつかの手段のひとつにすぎないのかもしれませんね。
さて、「紙」という題材が出ましたので、少しお話しを拡げます。現在、我々が紙から受け取るデータ・情報等の最も身近な例が「本」ではないかと思います。人によって異なるとは思いますが、私個人は、(雑誌のような類は除き)電子書籍より紙の書籍の方がより深く内容が刻まれます。真偽は確かではありませんが、紙の本は人間の「五感(基本、味覚はないですが)」に訴えるから、という説がありますが、個人的には納得するところです。これは、良く耳にする「オフラインミーティングでないと、深い議論は中々進まない」といった点と同様で、つまりは、コミュニケーションとは、単に視覚と聴覚だけでは十分に成立させることが困難であり、我々は本来「五感」を全体最適しながら、ものごとを理解しようとしているのではないかと思うところです。しかしながら、現在のデジタル社会、多くの人々がデバイス画面からもたらされる視覚・聴覚に頼ったコミュニケーション、あるいはものごとの理解、に慣れてしまっていっているのではないかと、日々の社会風景を目にした際、ふと不安になる次第です。アフターデジタル、デジタルツイン、さらにはメタバース等々、昨今話題のテーマですが、つまりは(今号の寄稿にもありましたが)サイバー空間とフィジカル空間の融合です。この融合に際し、テクノロジーサイドとして、今後、五感を意識した研究開発も徐々に進められていくことと思われますが、その際、肝心なことは我々がその五感を十分活用、今風でいえば五感をTransformationしながらサイバー空間で活動できる人間でいるのか、ということです。
先日、ある高校でDXの特別授業をしたのですが、その際、「明日、登下校の際、スマホをしまって、道中にある色々なものを五感で感じてみて欲しい」と伝えました。今後のデジタル社会を牽引していくであろう若者に、自身の五感を使って感じることからの物事の認識、理解、といったものにもっと目を向けて欲しい、という思いからのお願いでした。みなさんは、いかがでしょう。知らないうちに限定的なサイバー空間上に身を置くことが増えてませんか?没頭しているスマホから目を離し、五感を研ぎ澄ませてみると、見慣れた風景の中、新たな気づきが見つかるかも、です(笑)。

*これまでの編集後記(2016年度以降)


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